私たちが作り出す砕石は、社会インフラに欠かすことのできない骨格素材「骨材」として、⼈々の安全・安⼼な⽣活を守る縁の下の⼒持ちとして、皆様の生活の身近なところで使用されています。
アスファルト舗装の主原料は砕石です。アスファルトの約95%が砕石によって作られています。
高層ビルから一般住宅までいたる所に使用されているコンクリート。コンクリートの原料の約70%は砕石によって作られています。
グラウンドなどの表面や地中に砕石が使用されています。天然の砕石で、安全で丈夫なグラウンドを作っています。また、庭園などのインテリアとしても使用されています。
頑丈な基礎をつくるための地中等に砕石などによって造成が行われています。
列車の振動と走行音を吸収し、快適な乗り心地のために使用されています。
建物や競技場の基礎として使用されています。
水道管を造るコンクリートに使用されています。
砕石には大きく分けると「アスファルト用」「コンクリート用」「鉄道用」「土木・道路用」の4種類があります。それぞれ、石の大きさや種類・強度など、使用する目的や内容の用途に合わせて使い分けされています。
道路や橋の路面に使用される
建物や道路の基礎下に敷きならす
ビルや橋、ダムなどの
建造物に使用される
線路の敷石に使われる
砕石は大きな硬い石を砕いて作った人工的な石で、角がありゴツゴツしています。ですから、圧力をかけると砕石同士がしっかり噛み合って、締まって固い地盤が作れます。また、同じ土地から採取するので石の品質が均一で扱いやすいのです。
固く締まった地盤や堅牢な構造物を創るには、適度な大きさの石を混ぜて隙間が生じないようにしなければなりません。したがって色々なサイズの異なる砕石を作り、最良な配合(混ぜる割合)を設計するには、多種の砕石が必要になるのです。
粗いもの、細かいものをバランスよく混ぜ合わせることで強度の高い混合物を作っています。(ここで言う混合物とはセメントコンクリートなど所定の材料を混ぜ合わせた物のこと)